先日、自分の子どもが水の流れるトイレに興味を持ち、眺めていました。すると手を突っ込もうとしました。慌てて「ダメ!」と発した自分を振り返ってみました。

以前ブログで3歳位までの子どもは、言葉の理解ができないことから論理的に叱ってもプラスにならないと書きました。

また、林成之『子どもの才能は3歳、7歳、10歳で決まる!』にはこうも書いてありました。

0~3歳の子どもは、自己保存や自我の本能が働きます。よって「○○しなさい」「○○してはいけません」と注意してはいけない。「共感する」ことを意識するとよい。

例として、「帰りたくない」とぐずった子供には、「そうだね、帰りたくないよね」と言って、子供の言葉を繰り返しながら同意を示します。いったん共感を示しながら「でもね、お家に帰らないとご飯が食べられないよ」「明日、また来ようね」などと言い聞かせるとよいとあります。「同意、共感」は育脳にとって重要なポイントであるとしています。

なるほど、頭ごなしに否定をしてはいけない。共感してから言い聞かせる方法もあるようです。私の場合では「ダメ!」と否定するのではなく「水が流れているね。凄いね~」「でもトイレの水は汚いから、手を入れちゃダメだよ~」このように共感を示してから、注意する方法となりましょうか

妻にトイレの一件を話しました。話のなかで子育てに追われる忙しいお母さんに子供との共感を常に求めていくと「どんどん疲弊していくのが現実ではないのか?」という指摘もありました。