気心の知れた鍼灸師達で集まり新年会をしました。鹿児島県出身の鍼灸師から晩白柚(ばんぺいゆ)をいただきました。

晩白柚は果物です。原産地は元々マレー半島です。台湾経由で昭和7年に熊本県果実試験場での試作を経て、熊本県八代(やつしろ)市の風土に適していることが分かったそうです。収穫量のほとんどは熊本県で、八代市の特産品となっています。

晩白柚の特徴は「果実王」と言われているその大きさです。柑橘類ザボン区分で重量が世界一となっています。今回いただいた晩白柚は直径約18cm、1.8㎏ありました。果皮の厚みは2㎝あり、剥くのに一苦労でした。中身は14㎝もあり、食べ応えがありました。

食べてみるとハッサクとグレープフルーツを足して2で割ったような味でした。とても美味しく、息子がニコニコしながら食べていました。また、強い香りが特徴です。

このような柑橘類は身体を冷やす「寒性」の特徴がありますので、冷え性の方は食べ過ぎには注意が必要です。