『はり・きゅうの話』は、私の所属する鍼灸の会が発行した本です。1988年に出版され、2007年に改訂版がでました。

鍼灸師向けという本ではなく一般の方、患者さん向けの本です。鍼灸や東洋医学について分かりやすく書いてあります。100ページ程なので、手軽に読める本です。正直、鍼灸についてはウェブサイトや書籍でも間違った情報が多く、また分かり難いというのが現状です。これらは鍼灸や東洋医学に誤解を生じさせてしまうことがあります。『はり・きゅうの話』は患者さん目線で書かれていて、お勧めできる本です。ツボの取り方や自宅ですえるお灸の話など実用的な情報も記載されています。

当院では、初めて来院される患者さんに無料でお配りしています。鍼灸の普及も兼ねていますので、在庫が続く限りお配りしていきます。