今年もあと1週間となってしまいました。早いものです。今年を振り返ってみました。

社会的には、元号が「令和」となったということが印象深くあります。しかし、災害の多い年でした。記録的な豪雨、台風、水害、猛暑など非常に災害が多かったように受けます。

患者さんや仲間の鍼灸師で被害に遭われた方もいました。また災害ボランティアの活動をする仲間の鍼灸師もいました。

ちなみに、ドイツの環境NGOの報告によると2018年の災害の被害については、日本が世界一でした。今年は昨年以上の災害であったように思いますので、今年も災害の被害が世界一になってしまったのかもしれません。

一鍼灸師としては、技術的な壁を超えられ、一段上の階段に登れたような一年でした。以前、仲間達と集まり勉強会をしていました。その時ベテランの先生がヒントをくれ、3年間位コツコツ練習をしてきたことが、繋がってきた一年でした。

身体の状態に合わせ適切にツボが取れるようになってきました。また、そのツボの状態に合わせて以前よりも適切に鍼や灸の使い分けができるようになってきました。昔と比較すると治療効果も上がったと思います。

患者さんを治す鍼灸治療には、未だ分からない物を含め必要な理論や技術がまだまだ沢山あります。これを身に付け患者さんを治療し、患者さんが良くなっていくという過程は、実は鍼灸師にとって代え難い喜びであり楽しさでもあります。職業的なやりがいかもしれません。

課題がクリアできたと実感できる年でもありました。