今年も元旦の新聞を各紙読み比べてみました。

一面です。

読売新聞「ゴーン被告無断出国」

朝日新聞「国会議員5人に現金 IR汚職 中国企業側が供述」

毎日新聞「ゴーン被告 レバノン逃亡」

産経新聞「日本は五輪で再生する ①なぜ日本人は聖火を求めるのか」

日本経済新聞「さびつく成長の公式 逆境の資本主義-1-」

東京新聞「銀座の高架道路廃止へ」

カルロス・ゴーン被告のレバノンへの出国についての記事が多かった印象を受けます。それにしてもカルロス・ゴーン氏は社会的影響力のある人物にもかかわらず困った人ですね。自覚も乏しく残念です。

6紙全てに目を通したのですが、今年は惹かれる記事がそれほどありませんでした。

朝日新聞4面に掲載された北海道日本ハムの栗山英樹監督の記事が個人的には面白かったです。人間教育の一環として新人選手に渋沢栄一の『論語と算盤(そろばん)』をプレゼントするという話がありました。大谷翔平選手へも贈ったとのことです。東京学芸大学教育学部出身ということもあるのか、教育への着眼点が流石です。

渋沢栄一は、2024年から新一万円札の肖像画になる予定で、近代日本経済の創設に活躍した日本資本主義の父と言われる方です。

ところで、一般的に東急の創設者は、渋沢栄一と言われています。ただ、事実上の創業者は五島慶太とも言われています。昔、私は新卒採用で東急グループ内のある企業に就職しました。このころ『論語と算盤』をプレゼントしてくれる上司はいませんでしたし、私も含めて周りには読んでいる方もいなかったように記憶しています。ただ当時、今でいうところのメンター制度に近い教育を受けたので、いろいろ勉強はさせていただきました。感謝しています。

さて、新聞を読み進めると出版社の広告が多く、読売新聞に図鑑の1面広告がありました。最近、子供が絵本に興味を持ち始めたことから、栗山監督にあやかり子供へ『論語と算盤』は贈ろうと思ったのですが、あまりにも早すぎるので図鑑を贈りました。