昨日、師匠の鍼灸治療院の移転に伴い、引越しのお手伝いをしてきました。

古いマンションの部屋で鍼灸治療をしていたので、マンション自体の老朽化で立て替えが発生し、立ち退きにあいました。解体工事後は、隣のビルと一体で新たに10階建ての賃貸マンションができるそうです。家賃が大幅に上がるので、近くの物件への移転という運びになりました。

先生の治療院は、看板を置きません。ホームページもありません。基本的に宣伝や広告はせず、テレビ等のマスコミの取材も一切拒否してきました。表には出てこない先生です。昔からマンションの部屋で腕を頼りに治療をしてきた先生です。

ただし、電話は必要です。電話回線の移動、引越しの荷造り、留守番等動ける弟子達で役割を分担して、お手伝いしました。

私は、物件の相談、不動産屋さんとのスケジュール管理、内装工事の打ち合わせ、患者さんへの移転のお知らせや名刺の手配等をしました。前職が生かされました。


師匠は70歳を過ぎますが、身体が動くうちは鍼灸師を現役で続けていくと言っています。

先生と何件も回って落ち着いた治療院(物件)です。しかし、移転したマンションも築50年位の建物ですので、もしかするともう一度位、移転のお手伝いをする機会があるかもしれません。